老人ホーム探し、いつから始めるべき?
「親も年を取ってきたし、そろそろ老人ホームを…と考えてはいるけれど、まだ元気だし…」
そう思っていませんか? 実際、多くのご家族が入居のタイミングに悩みます。「早すぎる?」「遅すぎる?」 一体いつから探し始めれば良いのでしょうか?
今回はアンケート結果とお客様の声から私達の考える「老人ホーム探しの最適なタイミング」について書いていきます。
「いざ」という時に慌てないために。早めの情報収集がカギ!
結論から言うと、老人ホーム探しは早すぎるということはありません。むしろ、いざという時に慌てないためには、早めの情報収集がカギとなります。
なぜなら、身体の状況が悪くなってからでは、入れる施設が限られてしまうケースが多いからです。
例えば入院や怪我をしてしまい、歩行や日常生活に支障が出てしまった場合、選べる施設のバリエーションは限られてしまいます。
そうなってしまうと、限られた選択肢の中から、十分な時間を取って検討することが難しくなります。
この後にご紹介するアンケートでは、老人ホームに見学に行ってから入居を決めるまでの期間は「1ヶ月以内」がなんと80%にのぼり、その中でも半数以上が「2週間以内」に決定しているという結果が出ています。特に女性の入居者の場合は、より短期間で決定している傾向が見られます。
もし、親御さんが入院などですでに体調を崩されてしまってから、慌てて施設探しをすることになったらどうなるでしょうか? 入院先の手配や治療の付き添いなどで、ゆっくりと施設見学に行く時間もないかもしれません。そうなると、十分な情報収集や比較検討ができず、後々になって「あの施設にすればよかった…」と後悔することにつながりかねません。
アンケート結果
※今回のアンケートは株式会社LIFULL senior様が2023年度に実施したアンケート調査に基づいております。
有料老人ホームの入居検討に関する調査」
今回のアンケートでは、老人ホームに見学に行ってから入居を決めるまでの期間は「1ヶ月以内」が80%にのぼることがわかりました。 その中でも半数以上が「2週間以内」に決定しており、特に女性の入居者の場合は、より短期間で決定している傾向が見られます。
見学後すぐに入居を決定している人数が多い要因には、退院後に入居しなければならなかったケースが含まれてそうですね。
有料老人ホームの入居検討に関する調査」
老人ホームを検討したが入居しなかった方の理由で最も多かったのは「価格」でしたが、「入りたい有料老人ホームが満床だった」という回答も19%ありました。人気の施設はすぐに満室になってしまうため、希望の施設に空きがない場合は、入居待ちをしなければならないケースも多いのです。
これらの結果からも、早めの情報収集や施設見学が、希望に合った老人ホームを見つける上で非常に重要であると言えるでしょう。
まとめ|理想の老人ホーム選びは早めの行動から
この記事では、老人ホーム探しの最適なタイミングについて解説しました。
大切なのは、ご家族が元気なうちに、時間をかけて情報収集を行い、家族でじっくりと話し合い、最適なタイミングを見計らって行動することです。
また、健康であるうちに施設に入居していれば、転倒などによる怪我のリスクも減らすこともできます。
たしかに施設入居には金銭的な負担がありますが、それだけの価値があることもまた事実です。
後悔のない老人ホーム選びのためにも、早めの行動を心がけましょう。
Tunaguでは、老人ホーム選びに関するご相談を無料で承っております。 お気軽にお問い合わせください。